人生に迷ったら落ち着いて本でも読む。

ここ何ヶ月間ずっと自分の人生の分岐点に立っている気がする。毎日毎時ずっと落ち着きがないし、心の中にモヤがあってそいつを追い出すことができない。

こんなにも変化に富んだ、物事の写り目がギュッと凝縮されたような濃い時間を過ごした事がないせいだろう。

こんな事を言っておきながら詳しく何が起こったかを書くのは無理なんだけど。ちょっと人にはなかなか言えない事って一つや二つあるものだよね。

そんな中唯一自分を救ってくれているのは読書しかない。本を読んでる時間だけ、周りの出来事が止まったかのように、それがしかも全て嘘だったかのように忘れられる。

今読んでいるのはレイモンドチャンドラーのthe long good bye。中学生の時に村上春樹訳のこれを読んだのがきっかけで、いつのまにかミステリー小説にドはまりしていた。

英語で読んでいるとやっぱりどれほど調べこんでも、ネイティブに聞いても分からない表現が出てくるけど、前後の流れと単語を繋げてそのブランクを想像するのもまた楽しみの一つだったりする。

でもやっぱり日本語の読解速度には敵わず、読み終えるのには幾分か時間をかけなくてはならない。まあ、ゆっくりじっくりと読み進めるのが好きだからいいんだけど。

お気に入りのしおりはこの4つ。全部プレゼントされたもの。

いやー、今日も何もなかった。外には草原が広がってて、少し歩けばアルパカや羊が見れるし、周りは英語、ベトナム語、タイ語なんかが飛び交ってる。でもこれが普通になった今では特に感じることもない。もっと外に出て、久々に肝を抜かれるような体験がしたいものだなあ。