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親の葬儀と目の前の客

インターネットで色んな記事をガサガサと漁っていたら、「会社の上司に仕事の方が大切と促されて親の葬儀に出なかった。」という内容のものがあった。

それを目にした瞬間は正直言って、は?って感じ。

また、それに対するコメントの中には、
"そら死んだ人間のための法事と生きた人間のための仕事どっちが大事かって言われたら
間違いなく後者やからな
死んだ人間は所詮死んだ人間やただのイベントのために仕事を蔑ろにして生きた人間に迷惑がかかるのは許されんで"

信じられない。人の血がかよっているのか疑ってしまうほどだ。

僕が間違ってるのかな?でも、仮に全人類に間違っていると指摘されようともこの考えは変えられない。変えられようがないからだ。

僕にとってはこの上司も、上司に言われて葬儀に行かない人間も自分とはかなりズレた場所に生きる人間に聞こえる。まるでエイリアンを見てるみたいだ。今の日本じゃこれは"普通"であって、"常識"なのかな?ここまで恥を晒して生きるような国じゃないはずだけど。。。

もしかすると上司が正論って言う方もいるかもしれないけど、世の中正論だけでは回ってないと思う。

特に物事はなんでも始めと終わり、この二つの節目が何よりも大切だろう。

命も同じように、産まれる時と死ぬ時は最も大切で、その"始まり"を与えてくれた親の"終わり"よりも仕事を、それも1人欠けたぐらいじゃ大して影響のない事を選ぶなんて信じられない。

なにか大切なものが失われつつあるんじゃないだろうか。